災害対策はポータブル電源が最強!モバイルバッテリーとの違いと選び方を徹底解説

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スマホが手放せない現代では、外出先や旅行中に「モバイルバッテリー」を使って充電するのは当たり前になりました。
しかし、停電や災害時の非常用電源として考えると、モバイルバッテリーだけでは不十分な場合があります。

そこで注目されているのが、大容量で多用途に使える「ポータブル電源」です。
この記事では、ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いや、災害用としてポータブル電源がおすすめな理由を詳しく解説します。

目次

ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い

どちらも電力を供給できる機器ですが、「容量」「出力」「重量」に大きな差があります。

①容量が違う

モバイルバッテリーは、その名の通りモバイル製品を充電するためのバッテリーとなり、その容量は5,000mAh~20,000mAhとなっています。

機種にもよりますが、5,000mAhであればフル充電約1回分で、20,000mAhならば3回~5回程度フル充電できます。

これに対してポータブル電源は、150,000mAh~300,000mAh程度の容量となるため、30回~60回はフル充電できる計算となります。
※ポータブル電源内で3.6Vから5Vへ変換されるため参考値となります。

キャンプや車中泊などの短期間利用ならモバイルバッテリーでも足りますが、長期間・複数人での使用や災害時にはポータブル電源の大容量が安心です

②定格出力が違う

モバイルバッテリーの定格出力は低く設定されていて、PCやタブレット、スマホ、電子タバコ、ワイヤレスイヤホン、USB接続の扇風機といった機器の充電や給電にしか使用できません。

これに対してポータブル電源は非常に高出力が可能で、様々な電気製品を充電、給電することが可能となっています。

モバイルバッテリーで充電、給電できる前述した電気製品の他にも、小型冷蔵庫や扇風機、ミキサー、電子レンジ、電気ケトル、コーヒーメーカー、炊飯器、電気毛布、LEDスタンド、たこ焼き機などが使用できます。

Wh数やW数をしっかりと把握する必要がありますが、1,500Wh、定格出力2,400W以上のポータブル電源であれば、かなり多くの電気製品を充電、給電することができるはずです。

③重量が違う

モバイルバッテリーは、バッグに入れて持ち運べるほど小型であるため、非常に便利です。

その重量は、およそ180g~370gほどです。

普段使いしていてもかさばる感覚はなく、持ち運ぶことによるストレスはあまりないでしょう。

これに対してポータブル電源は大容量の電力を蓄えるアイテムゆえに重量があります。

その重量は、およそ7㎏~25㎏程度です。

10㎏前後であれば女性でもまだ運ぶことができますが、15㎏を超えるポータブル電源の場合には女性が運ぶのはなかなかきついかもしれません

多くの電気製品を充電、給電できるメリットはあるものの、重量があり持ち運びがしにくいというデメリットがあります

災害用にポータブル電源がおすすめな理由

災害で停電が長引くと、スマホの充電だけでなく冷蔵庫の保存、照明、調理機器の使用など、生活に直結する電力が必要になります。

ポータブル電源なら、大容量&高出力でさまざまな家電を稼働可能。さらに、ソーラーパネルを接続すれば太陽光で充電できるため、電源が復旧しない状況でも継続的に使用できます。

ポータブル電源と別売りになっているケースがほとんどであるため、ポータブル電源を購入するタイミングでソーラーパネルも購入しておくことをおすすめします

まとめ

今回は、「ポータブル電源とモバイルバッテリーの違い」や「災害用にポータブル電源がおすすめである理由」について解説してきました。

モバイルバッテリーは、小型で重量もそれほどないため持ち運びしやすいものの、PCやタブレット、スマホ、電子タバコ、ワイヤレスイヤホンといった機器しか使用できません。

しかし、ポータブル電源は様々な電気製品が使用できますし、ソーラーパネルを利用することで本体を繰り返し充電することも可能です。

災害時に重宝するアイテムであるため、ぜひ一家に一台購入してみてはいかがでしょうか?

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