定期的にキャンプに行く方も多いかと思いますが、安全にキャンプを楽しむには「ランタン」が欠かせませんよね。
近年ではLEDランタンが多くなりつつありますが、必要最低限の個数しか持っていかない方も意外と多いといえます。
LEDランタンには様々なメリットがあるため、少し多めに持っていくことをおすすめします。
また、実はポータブル電源自体にLEDライトが付いていることもあります。
この記事では、「LEDランタンのメリットとポータブル電源の頼もしさ」について解説していきたいと思います。
LEDランタンのメリット
LEDランタンは、LED（発光ダイオード）を採用し電池や充電をして使用するランタンのことを指します。
従来のランタンは、ガスやガソリン、オイルといったものでしたが、近年ではLEDランタンが主流となりつつあります。
そんなLEDランタンには、様々なメリットがあります。
具体的に挙げていきましょう。
①長時間使用できる
ガスランタンの場合、燃焼時間はおよそ6～10時間程度です。
ガソリンランタンは7～12時間程度、オイルランタンは12～14時間程度となりますが、LEDランタンの場合は連続して100時間以上点灯可能です。
日照時間が長い夏場であればオイルやガソリン、場合によってはガスランタンでも問題ありませんが、日照時間が短くランタンを灯す時間が長くなる季節には、途中でランタンが消えてしまう可能性もあります。
LEDランタンであれば、途中で消えてしまうかもと懸念する必要もありません。
②光量調整が可能
光量の強さに関しては燃焼系のランタンの方が強いケースが多いですが、光量の調整が可能という点はかなり大きなメリットとなります。
手軽に光量を変えられるので、シチュエーションに合った明るさを実現できます。
③安全性が高い
事故や怪我のリスクが実生活よりも高くなるキャンプにおいて、「安全性が高い」ということは大きなメリットであるといえます。
燃焼系のランタンは燃料を使用し実際に火が燃える形式であるため、注意して使用しなければいけません。
また、燃焼系のランタンは一酸化炭素中毒のリスクもあります。
しかし、LEDランランの場合は燃料を使用せずボタンのみで使用可能で、一酸化炭素中毒のリスクもないため、非常に安全です。
お子さんやペットと一緒にキャンプをする方は、間違いなくLEDランタンがベストだといえるでしょう。
④手軽に付けられる
燃焼系のランタンの場合、燃料補給を行ったりポンピングや使用後の燃料抜き、掃除といった工程が必要となります。
これに対してLEDランタンはボタン1つでライトが付けられるため、手軽に使用できます。
ポータブル電源の頼もしさ
LEDランタンは、電池式ならば電池を交換するだけですが、充電式の場合は何かしらで給電を行わなければなりません。
ポータブル電源があれば、複数のLEDランタンをフル充電することが可能であるため、2泊以上のキャンプや災害時の避難であっても明かりが費えることがありません。
また、ポータブル電源には別売りですが専用のソーラーパネルを付けることもできます。
ソーラーパネルがあれば、ポータブル電源自体を太陽光により給電できるため、いつまでもLEDランタンが使用できます。
LEDライト付きのポータブル電源もある
ポータブル電源は実に様々な種類が販売されています。
デザインだけでなく電力容量やポート数、防塵防水機能などその品質に違いがあるわけですが、近年では「LEDライト付きのポータブル電源」も多くなってきています。
これによりキャンプ時や災害時に明かりがないといった事態が起こらなくなりますし、充電する際にもポートに差し込みやすくなります。
さらに近年では、ポータブル電源にLEDライト機能が付いているのではなく、「LEDライトに給電機能が付いている商品」も販売されるようになっています。
スマホやタブレットなどちょっとした電気製品の充電であれば、LEDライトから給電できるようになっているのです。
ポータブル電源は価格が高くなかなか手が出ないという方もいることでしょう。
そうした方でも、給電機能付きのLEDライトであれば比較的安価となるため購入できるはずです。
まとめ
今回は、「LEDランタンのメリットとポータブル電源の頼もしさ」について解説してきました。
・長時間使用できる
・光量調整が可能
・安全性が高い
・手軽に付けられる
LEDランタンにはこのようなメリットがあります。
そして、近年注目度が高まっているポータブル電源の中には、LEDライト機能が付いている商品も販売されるようになっているため利便性がより高まっています。
複数のLEDランタンへの給電も余裕でできるため、予算的に可能であれば購入することをおすすめします。