近年、キャンプブームや災害対策意識の高まりから「ポータブル電源」を購入する人が増えています。
その中でも特に便利なのが「ポータブル電源と小型冷蔵庫の組み合わせ」です。
キャンプでは食材や飲み物を冷やし、災害時には停電中でも食料を保冷できる――まさに万能コンビ。
この記事では、なぜポータブル電源と小型冷蔵庫がキャンプにも災害時にも役立つのか、その理由と注意点を詳しく解説します。
ポータブル電源×小型冷蔵庫がキャンプにも災害対策にも重宝する理由
①停電の際に冷蔵庫のものを保冷できる
台風・地震などの災害で停電すると、冷蔵庫の中身は数時間で傷み始めます。
しかし、大容量のポータブル電源があれば小型冷蔵庫を1~2日間稼働させることが可能。
別売りのソーターパネルを使用すれば、ポータブル電源を給電できるため、より使用できる日数は増えます。
避難所や車中泊でも使用でき、特に春〜秋の高温期には食料や飲み物、薬などを安全に保管できます。

②気温が高い春から秋のキャンプで重宝する
ポータブル電源と小型冷蔵庫の組み合わせは、キャンプでも大活躍します。冷たいビールや新鮮な肉・野菜を長時間キープできるのは大きな魅力。
容量12〜25Lの小型冷蔵庫なら、500mlペットボトル約12本や食材をまとめて保冷できます。
特に5月〜10月の高温期のアウトドアでは、ポータブル電源+冷蔵庫は快適さを大幅に向上させます。
ポータブル電源と小型冷蔵庫を使用する際の注意点
ポータブル電源と小型冷蔵庫はキャンプと災害対策の両面で重宝するアイテムといえますが、使用する際にはいくつか注意点があります。
①直射日光があたらないようにする
1つ目は、「直射日光」です。
直射日光が長時間ポータブル電源にあたると、本体の温度が上昇しリチウムイオン電池がダメージを負ってしまいます。
電池がダメージを受ければ充電量も少なくなり、電源の寿命自体も短くなってしまいます。
また、直射日光だけでなく、温度が上がりやすい車内への放置も厳禁です。
保管や使用する際には直射日光があたらない場所に置くなど意識するようにしましょう。
②水気のある場所で使用しない
「水気」に関しても同様に注意が必要です。
キャンプ場には川や海といった水場が近くにあるケースがほとんどです。
また、天候が急変し突然雨が降り出すこともあります。
ポータブル電源や小型冷蔵庫が水濡れしてしまうと、感電のリスクが生じますし、故障して使用できなくなる可能性もあります。
そのため、使用する際には地面や水面から離して設置してください。
選ぶなら容量・出力・安全性の高いモデルを
最近の小型冷蔵庫は省エネ性能が高くなっているため、多くのポータブル電源で使用できますが、選び方にはポイントがあります。
- 定格出力:冷蔵庫の必要W数をカバーできるか確認
- 容量(Wh):長時間稼働できる容量を選ぶ
- 静音性:夜間や室内利用を考えると重要
- 安全性:過充電防止・温度保護機能の有無
容量と定格出力数が一定以上のポータブル電源を選ぶことをおすすめします。
安さだけで選ぶと容量不足や安全性の不安があるため、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
リーズナブルな金額のポータブル電源は、容量や安全性などトータルで見ると不安があります。
ぜひこれからポータブル電源を購入するという方は、ある程度の支出を覚悟して一定以上のレベルと容量のポータブル電源を購入するようにしましょう。


まとめ
今回は、「ポータブル電源と小型冷蔵庫の組み合わせがキャンプにも災害対策にも重宝する理由」について解説してきました。
「停電の際に冷蔵庫のものを保冷できる」「気温が高い春から秋のキャンプで重宝する」といった理由から、ポータブル電源と小型冷蔵庫の組み合わせは非常におすすめです。
災害対策とキャンプの快適さUPの両面で活躍するため、所有していない方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
